PHP Composer

PHP Composer

PHP Composer とは

PHP のパッケージ管理ツール と呼ばれてます。
Node.js や npm を使ったことある方にはなんとなくわかるでしょうか。
Node.js の npm と似た扱いになります。
Node.js では package.json に当たる部分が Composer では composer.json になります。

なにがいいのかというと

• ライブラリーを簡単にインストールできる
• ライブラリーの依存関係を解決してくれる
• composer.json の内容からパッケージをインストールするのでチームでの共有がしやすい。(プロジェクト進行中にパッケージの追加があっても composer.json を Git で共有すればよい)
• インストールされたパッケージは基本 Git の管理外なので Git-Repository に影響をあたえない。

と言われてます。

Composer がない時代

経験談ですが・・・
あるシステム(仮に EC サイト)に Pear ライブラリ から PearDB をインストールしランキングを表示させるモジュールを作る。 サイト内でランキングを表示する。

その後

ランミング結果を xml 化し軽量化および外部配信を試みる 。
XML_Query2XML
という SQL の結果を簡単に xml ファイルへ変換してくれるライブラリーをインストール

それなりのスクリプトを組んで実行してみる。

PearDB には対応してません。　とエラーになる。
いろいろググって Pear から MDB2 というライブラリは PearDB 　の後継だと知る。
MDB2 をインストールおよび動作チェック。

もう[めんどくさい]{.under_line}

Composer があると

composer.json に 必要なライブラリーを記述します。

  "require": {
  "php": ">=5.5.9",
  "laravel/framework": "5.2.*",
   }
  "require-dev": {
  "phpunit/phpunit": "3.7.*"
  }

この記述例をもとに Repository からダウンロートしてくれます。 その時依存関係を解決を Composer が試みてくれます。

Autoloader

"autoload":
{
        "psr-4": {
            "myhoge\": "src/"
        }
    }

オートローダーはファイルを自動で読み込んでくれる仕組みです。

 <?php
namespace myhoge;
class hoge {
 function hogehoge(){
   return true;
 }
  }
}
?>

ディレクトリ src を名前空間 ( namespace ) myhoge で読み込めます。

PHP Composer を CentOS7 にインストール

以下 Root 権限　もしくは sudo

# php -r "copy('https://getcomposer.org/installer', 'composer-setup.php');"

公式サイト推奨のインストール方法です。
composer-setup.php のダウンロードをしてます。

# php composer-setup.php

composer の本体である composer.phar を作ります。

# php -r "unlink('composer-setup.php');"

composer.phar ができたのでダウンロードした omposer-setup.php を削除します。

# mv composer.phar /usr/local/bin/composer

composer をグローバルで使えるよう/usr/local/bin/ に配置してます。

# which composer
/usr/local/bin/composer

composer が配置されたか確認

# composer --version
Composer version 1.8.3 2019-01-30 08:31:33

Version 確認

これで Composer の準備が整いました。